面取りカッター

 アイテム解説  ー 道具解説 

概要

 面取りカッターは「ドリル加工後のバリ取り」「皿ネジ用の座ぐり加工」に使用できる切削工具です。
 卓上ボール盤や電動ドリルなどの電動工具に取り付けて使う方法と、手持ちのグリップに取り付けて使う方法があります。
 DIYでもあると便利なので、ぜひ揃えておきましょう。

呼び方

・面取りカッター
・カウンターシンク

種類・入手について

種類

刃の直径

直径6mm程度の小さなものから、直径30mmを超える大きなものまで、販売されています。
大は小を兼ねるように思えますが、大きいカッターは先端も太いので、小さな穴には使えません。
よくあるラインナップは
φ6.3・φ8.3・φ10.4・φ12.4・φ16.5・φ20.5・φ25・φ30・φ40・φ50
などです。インチ由来なのかは分かりませんが、ちょっと変則的です。

シャンクの形状

丸軸 ・ 6角軸
の大きく分けて2種類があります。
 丸軸の場合、刃の径が大きくなるにつれてシャンク径も太くなります。

その他

・材質 (多くはHSS製)
・コーティングの有無
・刃数 (1枚刃・3枚刃・5枚刃以上) 等

メーカー・ブランド・販売元

TRUSCOブランド ・ Monotaroブランド ・ Amazon格安品  等々

入手について

Monotaro ・ Amazon ・ ホームセンター ・ 商社さん
などで購入できます。

価格

刃径12mmのもので、
¥1,000 ~ ¥3,000 程度です。

おすすめと在庫について

使ったことは無いですが、Monotaroの
「カウンターシンク TiNコート 切刃形状3枚刃 ハイス製」
あたりが、安価で使いやすそうに思います。
どのサイズを購入するかは悩みどころですが、
φ12mm 1本  と
φ20mm 1本  あたりを持っておけば、多くの工作に対応できると思います。

さらに安く購入したい場合は、Amazonに格安のセット品があります。

その他

・ボール盤などの電動工具に取り付けて使う方法と、手持ちのグリップに取り付けて使う方法があります。
・アルミや鉄を扱う場合は、切削油を差しながら加工します。
・ドリルでの穴あけより回転数を落として加工します。
  (製品に推奨切削条件が書いてある場合は、それを参考に回転数を設定します。)
・面取りカッターが無い場合は、太めのドリルでバリ取りをすることもあります。

関連リンク

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