練習課題の作業手順

 特設記事 

部品 A

1、工作物の取り付け
 ⑴ 端面から【80mm】程度突き出して取り付ける。

2、刃物送り台のロック
 ⑴ 刃物送り台ハンドルはしばらく使わないので、 右回しでメモリを【0.0】にセットし、 ロックを掛けておく。

3、端面切削
 ⑴ 縦送りハンドルを使い、片刃バイトを端面に接触させ、【-0.6】に目盛を合わせる。(1000rpm)
  ※縦送りハンドルはガタが大きいので注意
 ⑵ 端面を【0.6mm】切削して仕上げる(切込量0.3mm)
  ※仕上げ後に目盛が0.0になる

4、Φ55部分
 ⑴ 外周で【0合わせ】(1000rpm)
 ⑵ 端面から【70mm】に印
 ⑶ 中仕上げ【0.3mm】(0.1mm/rev)
 ⑷ 寸法測定・切込量計算(マイクロ)
 ⑸ 仕上げ【0.2mm前後】

5、Φ45部分
 ⑴ 外周で【0合わせ】(500rpm)
 ⑵ 端面から【50mm】に印
 ⑶ 荒削り【4.5mm】【L=49.8】(切込量1mm)(0.3mm/rev)
 ⑷ 中仕上げ【0.3mm】 (1000rpm)(0.1mm/rev)
 ⑸ 寸法測定・切込量計算(ノギス)
 ⑹ 仕上げ 【0.2mm前後】
 ⑺ 端面仕上げ【L=50】

6、Φ40部分
 ⑴ 外周で【0合わせ】(500rpm)
 ⑵ 端面から【25mm】に印
 ⑶ 荒削り【2.0mm】【L=29.8】 (切込量1mm)(0.3mm/rev)
 ⑷ 中仕上げ【0.3mm】 (1000rpm)(0.1mm/rev)
 ⑸ 寸法測定・切込量計算(ノギス)
 ⑹ 仕上げ 【0.2mm前後】
 ⑺ 端面仕上げ【L=30】
 

7、テーパー部分
 ⑴ 刃物送り台ハンドルのロックを解除する
 ⑵ 刃物台を【5.71°】に傾ける
  ※ケガの無いよう注意
 ⑶ 外周右端で【0合わせ】(500rpm)
  ※以降、縦送りハンドルには触れないよう注意
 ⑷ 荒削り【2.0mm】(切込量0.5mm)
 ⑸ 寸法測定・残り切込量計算(スケール)
  ※理論上は残り切込量が0.5mmになるはずが、それより小さくなる場合が多い。
 ⑹ 中仕上げ【 残り切込量 /2 程度】(1000rpm)
  ※キリの良い切込量で良い
 ⑺ 寸法測定・切込量計算
 ⑻ 仕上げ
 ⑼ 刃物台の傾きを【0°】に戻す

8、面取り
 ⑴  【1mm】 ・【0.5mm】 ・【0.2mm】 の面取りを行う(1000rpm)

9、工作物のつかみ替え
 ⑴ Φ45部分をつかむ
  ※加工中に外れると危険なので、しっかりと締め付けること。

10、端面切削
 ⑴ 刃物送り台ハンドルを使い、四角バイトを端面に接触させ【-1.0】に目盛を合わせる。(500rpm)
  ※以降、縦送りハンドルには触れないよう注意
 ⑵ 端面を【1mm】荒削りする
  ※目盛が0.0になる
 ⑶ Φ45部分端からの寸法を測定
  ※理論上は63.4mmになるはず
 ⑷ 切込計画を立てる(荒削り【1mm以内】)(中仕上げ・仕上げ【0.3mm以内】)
 ⑸ 切込計画通り、荒削りを行う
 ⑹ 切込計画通り、中仕上げを行う(1000rpm)
 ⑺ 寸法測定・切込量計算
 ⑻ 仕上げ

11、刃物送り台のロック
 ⑴ 刃物送り台ハンドルはしばらく使わないので、右回しでメモリを【0.0】にセットし、ロックを掛けておく。

12、Φ40部分
 ⑴ 端面手前側で【0合わせ】(500rpm)
  ※縦送りハンドルはガタが大きいので注意
 ⑵ 外周で【0合わせ】
 ⑶ 端面から【45mm】に印
 ⑷ 荒削り【7.5mm】【L=44.8】 (切込量1mm) (0.3mm/rev)
 ⑸ 中仕上げ【0.3mm】 (1000rpm)(0.1mm/rev)
 ⑹ 寸法測定・切込量計算(マイクロ)(Φ39.93狙い)
 ⑺ 仕上げ 【0.2mm前後】
 ⑻ 端面仕上げ【L=45】

13、Φ30部分
 ⑴ 外周で【0合わせ】(500rpm)
 ⑵ 端面から【25mm】に印
 ⑶ 荒削り【4.5mm】【L=24.8】 (切込量1mm) (0.3mm/rev)
 ⑷ 中仕上げ【0.3mm】 (1000rpm)(0.1mm/rev)
 ⑸ 寸法測定・切込量計算(ノギス)
 ⑹ 仕上げ 【0.2mm前後】
 ⑺ 端面仕上げ【L=25】

14、刃物送り台のロック解除
 ⑴ 刃物送り台のロックを解除する。

15、面取り
 ⑴  【1mm】 ・【0.5mm】・【0.5mm】 の面取りを行う(1000rpm)

完成
 

部品 B

1、工作物の取り付け
 ⑴ 端面から【40mm】程度突き出して取り付ける。

2、端面切削
 ⑴ 刃物送り台ハンドルを使い、片刃バイトを端面に接触させ【0合わせ】(1000rpm)
 ⑵ 端面を【0.6mm】切削して仕上げる(切込量0.3mm)

3、Φ55部分
 ⑴ 外周で【0合わせ】(1000rpm)
 ⑵ 中仕上げ【0.3mm】【L=チャック5mm手前程度まで】(0.1mm/rev)
 ⑶ 寸法測定・切込量計算(ノギス)
 ⑷ 切込量を記録する
 ⑸ 仕上げ【0.2mm前後】

4、工作物のつかみ替え
 ⑴ 長手方向をノギスで測定できるように隙間を空けて取り付ける
  ※工作物の角で手を切らないよう注意

5、Φ55部分
 ⑴ 記録しておいた切込量まで、2回に分けて仕上げ

6、端面切削
 ⑴ 刃物送り台ハンドルを使い、四角バイトを端面に接触させ【-1.0】に目盛を合わせる。(500rpm)
  ※以降、縦送りハンドルには触れないよう注意
 ⑵ 端面を【1mm】荒削りする
  ※目盛が0.0になる
 ⑶ 寸法測定
  ※理論上は53.4mmになるはず
 ⑷ 切込計画を立てる(荒削り【1mm以内】)(中仕上げ・仕上げ【0.3mm以内】)
 ⑸ 切込計画通り、荒削りを行う
 ⑹ 切込計画通り、中仕上げを行う(1000rpm)
 ⑺ 寸法測定・切込量計算
 ⑻ 仕上げ

7、面取り
 ⑴ 【1mm】の面取りを行う(1000rpm)

8、バイト交換
 ⑴ 片刃バイトを中ぐりバイトに交換する

9、Φ31部分
 ⑴ 内側で【0合わせ】(500rpm)
 ⑵ 荒削り【1.0mm】(切込量0.5mm) (0.2mm/rev)
  ※自動送りを止め損ねないよう注意
 ⑶ 寸法測定(ノギス)
 ⑷ 切込計画を立てる (荒削り【0.3mm程度】)(中仕上げ・仕上げ【0.1mm程度】)
 ⑸ 切込計画通り、荒削りを行う
 ⑹ 切込計画通り、中仕上げを行う(1000rpm)
 ⑺ 寸法測定・切込量計算
 ⑻ 仕上げ

10、Φ40部分
 ⑴ 内側で【0合わせ】(500rpm)
 ⑵ 刃物送り台ハンドルを使い、端面内寄りで 【0合わせ】
  ※慎重に行う
  ※以降、縦送りハンドルには触れないよう注意
 ⑶ 荒削り【4.0mm】【L=20.8mm】(切込量0.5mm)
 ⑷ 寸法測定(ノギス又はシリンダゲージ)
 ⑸ 切込計画を立てる (荒削り【0.3mm程度】)(中仕上げ・仕上げ【0.1mm程度】)
 ⑹ 切込計画通り、荒削りを行う
 ⑺ 切込計画通り、中仕上げを行う(1000rpm)
 ⑻ 寸法測定・切込量計算(40.05mm狙い)
 ⑼ 仕上げ
 ⑽ 端面仕上げ【L=21】

11、バイト交換
 ⑴  中ぐりバイトを内側面取りバイトに交換する

12、面取り
 ⑴  【1mm】・【1mm】の内側面取りを行う(500rpm)

13、工作物のつかみ替え
 ⑴ 工作物をつかみ替える

14、面取り
 ⑴ 【1mm】の内側面取りを行う(500rpm)
 ⑵ 【1mm】の外側面取りを行う(500rpm)

完成

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