概要
光の3原色を使って、光の合成を体験できる基板を作ってみました。
できる限りシンプルなパーツで作れるよう工夫しました。ぜひ作ってみて下さい。
使ったパーツ
多くの部品は秋月電子通商で入手することができます。
・赤色LED (秋月電子 111580 )
・緑色LED (秋月電子 111582 )
・青色LED (秋月電子 111581 )
・LED光拡散キャップ 3個 (秋月電子 101120 )
・半固定抵抗 1kΩ 3個 (秋月電子 106060 )
・抵抗 100Ω 2本 (秋月電子 125101 )
・電池BOX(単3×2本 スイッチ付き) (秋月電子 111523 )
・単3電池 2本
・ユニバーサル基板
・リード線 20cm程度
・コピー用紙 1枚
・3色混合用カバー(3Dプリンターで製作)
作業写真
↑ パーツを集める。
↑ 3つのLEDを等間隔に配置する。
↑ LEDの足を曲げて、仮固定する。
↑ はんだを使って回路を作っていく。
↑ 表面
1kΩの半固定抵抗と100Ωの抵抗を付ける。
↑ 裏面
( 100Ωの抵抗は並列に接続して50Ωとして使う。)
( 50Ω前後の抵抗が手元にあれば、それ1本でOK )
↑ 組み立てが完了。
↑ Fusion を使って3色混合用のカバーをモデリングし、3Dプリンターで出力します。
これが無いと光がぼやけてしまい、うまくいきませんでした。
↑ LED用の穴が3か所空けてある
↑ 円錐状に3か所をくり抜いてある
↑ STL形式で、3Dデータをダウンロードできます。
点灯させてみる
↑ とりあえず、カバー無しで光らせてみます。
ボリュームを回して光量を調整することができます。
↑ 3色混合用のカバーを載せます。
↑ 上に紙を置きます。
きれいに色が混合されています。
まとめ
外側の3色が、
・レッド
・グリーン
・ブルー
内側の3色が、
・マゼンダ
・イエロー
・シアン
中心が
・ホワイト
です。
なかなか上手くいかなかったので2つ試作品を作り、これが3代目です。なんとかキレイに混合させることができました。
ぜひ作ってみて下さい!